そうですね。親に強制されて勉強よりもお祈りに時間を浪費した自分が馬鹿だったのは事実でしょう。しかしスポンサーである親に15歳の自分が反対するの困難な家庭環境でした。
「
宗教的なコト」が何を指しているのかが難しいと思います。
関西創価高校には仏間があり、昼休みなどには大勢がお祈りをしています。このお祈りは希望者が自主的に参加しているものです。
創立者(池田大作氏)の著作や詩を朗読させられたりすることはあります。こういう行事は、全員参加の場合があります。もし「
宗教活動に当たるので私は参加したくない」と言えば、強制的に参加させられることはないでしょうが、気まずい雰囲気になることは間違いありません。
多くの人は「善意で」色々なお節介を焼いてくれるのですが、それに振り回される可能性があるので注意が必要です。例えば、あなたが将来医者になりたかったとしても、創価大学には医学部はありませんから、創価大学に進学する同級生の意向に流されるようなことは決してあってはなりません。そもそも医学部進学には向いていないので、同レベルの公立高校に進学した方がまともな進学対策をしてもらえるでしょう。
同様の問題は、私立大学の付属高校全般に見受けられます。青学・立教・明治などの附属高校の
偏差値は公立高校よりも高いですが、進学実績は公立3番手高レベルです。優秀な人を系列大学に進学させたいので、外部の大学受験に有利になるような指導を積極的に行うことはありません。
もちろん
宗教活動を忌み嫌わず、創価学会の組織に守られながら人生を乗り切りたい人には、創価学園への進学は非常に有利に働くでしょう。
公明党の議員数は地方議会を中心として3000人規模です。聖教新聞社・第三文明社・潮出版社などの系列企業での正規雇用は1万人を超えるでしょう。創価学会員が経営陣を占める、いわゆる創価系企業での雇用は中小を含めて2万人程度はあるでしょう。年平均の雇用数は1000人を超えるかもしれません。東京の創価高校と大阪の関西創価高校の2校をあわせても、1学年700人程度です。よって、創価学園の出身というだけで、議員や新聞社の社員になることが現実的な選択肢になるのです。このメリットを感じて進学を進める親御さんや教員も多いのではないでしょうか。