2023年度 合格した者です。
年によって合格点は異なります。
160点近くないと合格が難しい年もあれば
140点なくても受かるような年もあります。
あなたの内申点は知りませんが、
各教科30点以上を目指して頑張ってください。
自分は140点台前半で受かりましたが、
安心して受かるには150点くらいは
必要かと…
各教科についても話しときますね
1
英語・主観ですが、5教科の中で一番簡単です。実際、合格者平均点も高めです(ほぼ毎年)。英訳は、簡単な日本語に置き換えて自分が知っている文法で正しくかければ、だいたい合うと思います。会話文での英文補充問題は、
文章を入れる場所の前後(特に後の文)をよく確認してください。長文読解・文法は簡単なので、塾に行かれているのなら、しっかり基礎を固めてください。合格するには、得意なら34点以上は欲しいですね。苦手でも、7割は取れるようにしましょう。
2
数学・普通に難しいです。5科目の中で、一番難しいという人もいますが、自分は理科が大嫌いなので、理科が一番難しいと思います。合格者平均点が30点を超えることはめったに無いでしょう。大問1をパーフェクト取れるように頑張ってください。大問1がパーフェクトなら、20点です(だいたい)。大問2・3では関数や図形の融合問題が出ることが多いです。最悪、(1)(2)を取れるようにしておけば、いいでしょう。攻略のためには、中学内容をできるだけ早く習得し、問題集とかで特訓しておきましょう。あと、
数学は
過去問を大切にしてください。傾向が似ているとは言わないでおきますが、解き直すことで解法・附属の意図が見えてきますから、大事です。あと、3年内容ですが、三平方の定理と相似、二次関数の応用、円の内容を完璧にしてください。合格のために得意であれば、30点以上、たとえ苦手でもほかで稼げるなら20点以上を目指してください。
3
国語・簡単らしいですが、自分にとっては難しく30点以上を取れる教科ではなかったです。本番でも
国語をやらかしました。問題の形式は記号が非常に多く、漢字の書き取りも出題されます(同音異義語・普段あまり見ない漢字など)が、たまに記述問題が出たりします。今年は、書き抜き問題が古文と合わせて3つ出ました。小説文が出ることは、まず無いと思ってください。論説文が1題か2題(たまに随筆文?)、そして古文が1題出るのは来年もほぼ決まりでしょう。論説文、古文ともに内容を記号で問われますから、絶対に空欄だけはつくらないようにしてください。埋めれば何かあります。合格点ですが、33点くらいがここ数年の合格者平均点のアベレージです。
33点以上取れるのなら、取っときましょう。もし苦手でも、26〜27点を目安に頑張ってみてください。
4理科
・はっきりいいます。キモいです。今年はいつもに増してキモかったです。問題の中で、語句を答えろという問題が多い年もありましたが、今年はほぼゼロでした。学校の
教科書を読み込むべきだと思います。つまり、詳しい知識が必要なわけです。記号が5つ、6つあって全て選びなさいなんて問題が多く出ます。気体の特徴を完全に理解したり、天気・気象に関する知識の確認なら、中2の妹さんもできます。分野別にいくと、化学はどの分野よりも簡単なので、満点を狙いましょう。化学反応式をかけるといいですね。生物も簡単ですかね(比較的)?難しいのは地学と物理です(特に物理)。来年は地学で地震や火山、地層の問題が出ると予想します。物理は電流の計算が出てほしかったですが、今年は出なかったです。難易度も加味して、28点以上あれば十分合格点かと…。
自分は理科もひどかったので、あまり人のことは言えませんが、頑張ってください。低くても24点以上を目指してください。
5社会
・地理、歴史、公民からバランスよく出題されます。たまに時事も…。
・理科同様、各分野において詳しい知識を附属側は求めてくるんです。しかも、問題形式は
国語と同様に記号がほとんどです。たまに語句を書きなさいという問題も出題されます。地理に関しては世界地理を中心に学校の
教科書を読み込みましょう。なぜ世界地理中心なのかというと、ある程度日本地理の知識はあるでしょうし、今年は日本地理が1問もでませんでしたから。また、歴史は内容を理解するとともに、出来事の年号を完璧に覚えてください(例:アヘン戦争…1840年)。絶対に役立ちます。公民は、政治・経済ともに内容を理解してください。あと、地理では最近雨温図よく出ます。合格点は、30点ですね。近年少易化傾向ですから。でも、
過去問をやってみるとわかります。社会もほんとに難しいです。塾でやった最初の
過去問で自分は社会が14点でした。ですが、
過去問の解き直しと年号を完璧に覚えて、33点を取ったこともあります。ほんとに、
過去問の解き直しは大切です。また、低くても25点以上を目指しましょう。
という感じです。
どの教科もレベルの高い問題となっております。そして、そのレベルの高い問題に対して、レベルの高い受験者たちが300人近くいて、約80個のいすを奪い合う感じといってもいいでしょう。ですがこれからの一年で学力をしっかりと定着させていったら絶対に合格を勝ち取れます。あとは、学校の内申点も大切にしてください。内申点も公立高校の入試よりも割合が高いです。
一年後、あなたの妹さんに花が咲くことをお祈りします。