日大と言っても学部によって難易度が違いますので・・・。医学部、獣医学部、薬学部を目指すなら、MARCH付属校に入っても意味がありませんし。
日大への内部進学者は例年120人前後ですが、このうち20〜30人が上記3学部への進学です。
偏差値だけでは測れない芸術学部も含めると40〜50人に達します。それ以外の学部への進学者は70〜80人前後で、
卒業生に占める割合は15〜20%です。
現役志向が強く浪人率が10%強と低いことも、日大への進学者数がが多く見える原因かもしれません。都立進学校の浪人率は30〜50%くらいありますが、彼らが浪人せず現役進学したら、日大進学者数が多い=勿体ない、という感想を持たれることでしょう。
サピックス中学部の
偏差値表を見るとMARCH附属のちょっと下ではなく、かなり下ということがわかります。日大附属校はどこも35〜8です。
だからちっとも勿体ないなどということはなく、むしろ妥当もしくはお得なのです。
二高の
偏差値は高入生の
偏差値ですから、中入生の下位だと日大進学は妥当だと思います。
確か、中入生と高入生の比率は6対4くらいだったと思うので、むしろ日大進学が3割なら頑張ってるほうではないですかね?
人によって価値観や優先基準が違うので、どこがお得かは質問者さんが判断するしかないですね。受験時の
偏差値や進学実績ばかり注目しがちですけど、3年間も通う場所なので、通学時間や校則の厳しさなども考慮して決めている人が多いのでは?