蛭田校長は別に悪くない。
今の校長も別に悪くない。むしろ良い。
誰も悪くない。
こうなったのは、少子化と学区撤廃と、富田林高校の立地の悪さで、他の学区の一番手二番手校で交通の弁の良い高校に受験生が流れた為だ。
10年前〜3年前くらいまでの間は、学力上層部の受験生が減ってしまった。
偏差値65の富田林高校に、
偏差値60レベルの学力でも余裕で合格できるようになった為、富田林高校の自主自律の精神と自由を履き違える輩が増え、全体の学力もマナーが低下した。
このままではいけないと立ち上がったOBの方々のご尽力により、大阪府立で唯一の中高一貫校としてスタートを切ることになった。
高校受験生の募集定員数を減らしたことで、元の学力レベルに戻すことができ、卒業式入学式などでの、制服(標準服)着用の義務など、マナー面でも元のレベルに改善された。
日頃は制服ではなく、私服登校OKで、学校行事も盛んで、自由で昔ながらの富田林高校に、3年前ぐらいから戻った。ありがたいことだ。
その間に、たまたま校長を努めて下さっただけの蛭田校長を貶めるようなコメントは、さすがによろしくないと思い、つい長文を書き込んでしまった。
来年度からは、高校入り120人。中学から内部進学の120人。合計240人の生徒が富田林高校75期生として、新たなスタートを切ることになる。
そのせいで、今までと違う富田林高校のカラーになったとしても、それが新たな大阪府立富田林高校の新しい伝統になるのだから、卒業生として、変わらずに応援していきたい。
新高3の73期生と新高2の74期生も、オール
高校受験入学組で、一学年240人定員のラストを飾ることとなる世代であるが、ぜひ、今しかできないことを、富田林高校でしかできない青春を、楽しみ、努力し、希望の進路を選んで行って欲しいと思う。