前世期の感覚でもここは国立大附属、大学の研究機関のひとつですから仕方がないです。いわゆる教師の力量なんかはどうでもよくて、教師には、文科省の決めた内容の検証や実験を忠実に実行する研究者であることが求められます。
つまり当の文科省、官僚連中の感覚が前世期のままなので、そうにしかならないということです。親子ともそれを承知でここに来るかどうかを決めないといけないですよ。
研究者だからこそ
この教科書のここは違う
某
模試のこの解答は間違っている
と指摘できる教師もいます。
実際 教科書の執筆者になっている方もいらっしゃいます。
生徒はモルモット?学校の内情本当わかりません。教科書出筆、
模試の解答というのは、たいしたことなのでしょうが。生徒の意欲を引き出すこと、興味関心を逸脱ではなく役にたつように伸ばす、いじめを許さない、コミュニケーションや人間関係で課題を抱える生徒を支える、生命、健康や安全を守るなどの視点も持ってほしいものです。
国立大附属は国の教育研究機関のひとつであり、各教員は研究者。一般校とは全く違います。そしてこれは全国どこでも同じです。学習指導要領の検証もろもろ、即ち、各教科の内容や教授方法などを研究する、そしてそれを教科書とする、全国の一般校に普及させるなど、それが附属の使命であり、生徒は「検証実験」のために集められています。本来、それを承知で受験、入学するのが当たり前、事実、納得できなければ他校=一般校に移る(附属から出る)自由もあります。
理想は保護者に学校教育の心得があること。附属でやらない所謂「生徒指導」などは家庭でそれぞれに保護者が実施することです。
私も教育学を修めた者ですが、娘には先進教育を受けさせてやりたく、附属に進ませました。附属は所謂、勉強は先進的ですが、それ以外の、いじめを許さない、コミュニケーションや人間関係で課題を抱える生徒を支える、生命、健康や安全を護るといったところについての教えはおよそ「担務外」ですから、そこは保護者、親である私が「自らの責任」として、家で教えました。小学校高学年から中学にかけては本当に大喧嘩をしながら徹底して教え、反抗して言うことを聞かなければ学校を休ませ、徹夜で徹底的に教え諭したこともありました。無事に高校卒業、今は某国立大の薬学部に在籍していますが、正直ここまで大変でした。しかし教育を学んだ者として、我が子を理想的とはおよそ言えないけれども、他人様に恥ずかしくない程度にまで育てることができたこと、私の人生、これでよかったと思っています。
御三家、御三家って、塾の金儲け。教育大や有名私立に早くに合格が決まったら、最後特訓授業で大金入ってくるのに儲からんし、教室借りてんのと講師に給料払うの誰がはらうの?塾は、1日でも借りた教室を空にすると損が出るんです。誰が金持ってくるの?受験生の親御さんでしょ?なら、ギリギリまで、公立受験に最後まで、出来るだけ
授業料払ってもらわな、粘ってもらわないと困るやん。塾も会社ですから、経営ありますからなんとでも言います。誰が、朝早く起きて電車に乗って御三家行きますの?よく考えなはれ?
生徒は検証実験のために集められている。そうですね。附属高校は自主自立で生徒はほったらかし。
この子はと思った子が附属高校に進学したばかりに
駄目になっていく。評判が良く長いこと続いている塾は、卒塾生がどこの大学行ったのか情報収集しています。有名大学生なら講師にスカウト。卒塾生が自分の子どもを入れたいと思うように、高校以降の進路も見据えてよく考えています。この子にあった受験先はどこかってね。進学実績見れば御三家より人気がないのは当然。御三家希望されているけど学力的にちょっと難しいお子さん。私立は
学費がという親御さん、教育大附属だから生徒指導など含めてきちんとしていると思いこんでいる親御さん、勧めますよ。
塾は国立ではないので、税金では補てんされません。いかに親御さんの希望に添いつつ、子どもの希望、気質、学力にあった高校に進学させるか。あの塾に行って良かったと言っていただけるかが命綱ですよ。