川高には、怠慢(たいまん)でいい加減が教員が多かったのですが、それでも、塾や予備校の先生の指導力のおかげで埋め合わせることができました。しかし、2017/07/26の卒業生の>川越高校には高校3年間を受験勉強だけに没頭した馬鹿は一人もいません<という発言には正直驚きました。ここまで【反受験勉強主義】の発言をする卒業生が生まれるのは、川高の教員の精神構造に問題(欠陥:けっかん)があるからでしょう。私は、悪い影響を受けないよう、<難関大学合格を目指す中学生には川越高校はすすめない>というのが、やはり、妥当な結論だと思います。
そうすると「受験勉強主義」とやらは、高校3年間を受験勉強だけに没頭させる考え方を指していて、そういう高校が存在しているのですね。「受験科目以外はやらなくていいよ」と教員が指導するのですか?部活動もないし、行事もないんですか?浅学非才で知らないので、どこの高校なのか教えてもらえるとありがたいのです。
ヨーロッパのいくつかの国の公立学校では、学校は学科の勉強だけ。
音楽や美術、体育の授業は行わない。部活も文化祭もない。
学科の授業が終われば生徒は帰宅し、芸術系や体育会系の課外活動は個々に学校外で行います。
フランスやフィンランドがそうです。
フランスのエリート公立高校はそういう傾向が強いです。
それは国の政策で公立学校での音楽や美術、体育の授業、部活も文化祭も禁止しているから。
Lycée Louis-le-Grand(パリ ルイ・ル・グラン高校)
https://en.wikipedia.org/wiki/Lyc%C3%A9e_Louis-le-Grand//louislegrand.org/index.php/japonais-presentations-72
2017/07/26のような>川越高校には、高校3年間を受験勉強だけに没頭した馬鹿は一人もいません<という主張する卒業生が登場する。それは、学問に対する愛情や熱意が無い教員が、川高に多いからでしょう。そのため、高校2年から、都内の予備校にダブルスクールしていた私は、難関大学を目指す受験生から《神様》と崇(あが)められる先生に出会い、その先生から大学受験の試験科目でも、勉強する楽しみや喜びがあることを教わりました。中学生と保護者の皆さんも、大昔から、難関大学を目指す生徒は、(実は)川高の教員ではなく、塾や予備校の先生に尊敬と信頼の気持ちを抱いていた、ということを知っておいてもいいと思います。
川高の創立された明治時代には、国家試験に合格して軍人や官僚になることが尊敬される風潮にありました。ところが、川高の卒業生の大半は、国家試験に合格できず、地元で自営業者などになりました。そこで、試験に対する反発する気持ちと、軍人や官僚に対するヒガミ根性も同時に発生したと思われます。国家試験に合格して官僚になることを尊重する風潮は、平成時代当初のバブル期までは、ずっと続きました。つまり、2018/01/11の川高の反受験勉強主義というのは、歴史的には、ヒガミ根性を深層心理として発生したことは見逃せません。