智辯に
生徒を大量合格させている大手塾が少子化の影響で幼児や低学年の指導に手を広げだし、低学年からの親切丁寧な詰め込み教育によって、子どもたちは智辯入学時には既に発想力・自己学習力を失うようになりました。
智辯の経営者も代替わりして、教師に目先の結果を強く求めるようになり、
生徒は定期考査対策・
模試対策のための解法を丸暗記するようになっています。
智辯生の保護者達も、「学問の本質を教える塾」ではなく「目先の成績を上げてくれる塾」や「英検・英会話を教える塾」に子どもを通わせるようになりました。
近大附属の合格実績も激しく落ちていて、桐蔭・向陽・開智・信愛は横ばいなので、東大・京大・医学部を目指せる学校が和歌山になくなりつつあります。
東大、京大の入学者は減っているかもしれませんが、国公立大学の医学部入学者は増えています。また年によっての増減はありますが、先生方の指導にも熱意があるので、勉強は厳しいかもしれないけど難関大学を目指すにはいい学校です。
東大・京大の進学者が減ったのは、東大・京大に合格できる子が進路志望先を国公立大学医学部に変えているからだと思います。また、お医者さんの息子さんや娘さんが多く通っていて、親と同じ、医師を目指す子が多くいるからだと思います。
うちは医学部志向ではない家庭なので、進学先は本人に決めてもらっており、医学部や薬学部には行かないと言っています。興味無いんだそうです。
今の成績上位クラスは、ほとんど医学部進学希望者で溢れかえっていて、医師ってそんなに必要?もしかしたら医師に向いてない子もいて、「レベル高いから、両親が喜ぶ顔をするから、なんとなく医師になる。」と云う子も居そう。