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天理高校のWiki
天理高校 ナビランク(1695位/5677校中)
基本情報
date:2014年10月
Infobox 日本の学校
校名:天理高等学校
国公私立:私立学校
設置者:学校法人天理大学
設立年月日:1908年(明治41年)
共学・別学:男女共学
中高一貫教育:併設型
課程:全日制課程
定時制課程
単位制・学年制:学年制
設置学科:普通科
高校コード:29503F
学期:3学期制
郵便番号:632-8585
所在地:奈良県天理市杣之内町1260
緯度度:34 緯度分:35 緯度秒:43.7
経度度:135 経度分:50 経度秒:33.5
天理高等学校第一部公式サイト
天理高等学校第二部公式サイト

135.842639caption:天理高等学校
'''天理高等学校'''(てんりこうとうがっこう)は、奈良県天理市にある男女共学の私立高等学校。天理教が経営する学校法人天理大学の傘下にある天理大学の附属学校であるが、天理教の信者でない者も入学が可能である。全日制の第1部と夜間定時制の第2部がある。略称「'''天高'''(てんこう)」。制服は、男子は金ボタン5個仕様の黒詰襟学生服(標準型学生服)、女子は紺のダブルのブレザーと白ブラウスに紺の棒ネクタイ。

第一部

全日制課程・普通科
・I類:定員約300名
 用木コース(天理教教育コース)
 教養コース
・II類(特進コース)定員約80名
・III類(スポーツ・芸術コース)定員約80名
II類は難関国公立・私立合格を目標とし、部活動については、進学研究会をはじめとし、文化系体育系を問わず積極的に参加している生徒が半数程度いる。  
III類は、スポーツや芸術の各分野において優れた能力を持っている者を集約したクラスである。
学業成績優秀者10名以内、クラブ活動技能優秀者5名以内を選抜し、年間の授業料を全額免除される制度がある。

第二部

夜間定時制課程
・普通科
第2部学生は昼間は市内の天理教関連施設での勤務(「ひのきしん」)に就き、在学中の学費・寮費等は教団関連の財団より支給される。

学寮


全国的な宗教組織である天理教の運営する高校であること、また部活動(特に硬式野球、柔道、ラグビー、吹奏楽、ホッケーなど)が強豪であることから、全国的に学生が集まる。そのような学生に対応するための寮が整備されている。

第一部

・北寮(一般男子生徒用)
・みのり寮(一般女子生徒用)
・火水風寮(柔道部所属男子生徒用)
・白球寮(野球部所属男子生徒用)
・勾田寮(ラグビー部所属男子生徒用)

第二部

・陽心寮(男子生徒用)
・さおとめ寮(女子生徒用)
・第二さおとめ寮(女子生徒用)
 介護福祉科募集停止の為、2009年度末でさおとめ寮と第二さおとめ寮は合併した。尚、第二さおとめ寮は教団側が保有する事になる。

主な部活動


・硬式野球部
・:夏の選手権大会は出場29回中・'''優勝2回'''(1986年第68回大会、1990年第72回大会)、ベスト4が3回。
・:春の選抜大会は出場26回中(2020年の選抜大会は新型コロナで中止。出場回数のみカウント)・'''優勝1回'''(1997年第69回大会)、ベスト4が2回。
・:春夏の甲子園大会において通算3回の全国制覇を達成。奈良県勢としても甲子園大会の優勝経験校は、2022年現在で天理と智辯学園高校の2校のみである。特に奈良県内では、智辯学園高校・郡山高校とともに「奈良御三家」とも呼ばれている。(甲子園成績選手権49勝27敗/選抜29勝23敗)
・軟式野球部
・:全国大会出場13回中・優勝1回(2016年第61回大会)、国体優勝2回(2010年、2016年)。また、第2部の定時制軟式野球部は、夏の定時制選手権大会で'''史上最多16回(2007年から13連覇中)の優勝。'''
・ラグビー部
・:ラグビー部は、全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園)出場61回中、優勝6回。春の選抜出場6回、優勝1回。「白い巨人」の異名を持つ。また第二部の定時制ラグビー部も、全国大会4回の出場経験がある(全国高等学校ラグビーフットボール大会 (奈良県勢)参照)。
・柔道部
・:団体戦のインターハイでは優勝13回。全国高等学校柔道選手権大会では優勝5回。
・:個人戦では野村豊和(1967年中量級)、細川伸二(1977年軽量級)、正木嘉美(1980年重量級)、穴井隆将(2001年100kg級)がそれぞれインターハイで優勝している。
・水泳部
・:男子は1959年、女子は1960年にインターハイ総合優勝を果たしている。
・ホッケー部
・:男子 -全国タイトル計27回(インターハイ7回・国体6回・全国高校選抜12回・高校チャンピオンズカップ2回)
・:女子 -全国タイトル計2回(インターハイ1回・全国高校選抜1回)
・吹奏楽部
・:1936年創部。全日本吹奏楽コンクール優勝8回・金賞22回。
・弦楽部
・:全国学校合奏コンクールにて1990年・1991年と連続して全国最優秀賞(第1位)を受賞。
・:日本学校合奏コンクールにて2015年・2016年、2018年・2019年と2年連続して金賞及び全国1位に相当する文部科学大臣賞を受賞。2020年は金賞及び全国2位に相当する千葉県教育長賞を受賞。
・ダンス部
・:『夏の日本高校ダンス部選手権』全国大会において、2008年優勝
・陸上競技部定時制は毎年全国高等学校定時制通信制陸上競技大会に出場。

沿革


・1900年 - 天理教校設立。
・1908年 - 旧制天理中学校(男子校)設立。
・1920年 - 天理女学校設立。
・1923年 - 天理女学校が天理高等女学校に移行。
・1928年 - 旧制天理夜間中学校(男子校)設立。
・1935年 - 旧制天理第二中学校(男子校)設立。
・1941年 - 天理夜間女学校設立。
・1943年 - 天理中学校及び同夜間制が統合。
・1944年 - 天理夜間女学校、天理高等女学校と統合。
・1948年 - 学制改革に伴い、天理中学校及び天理高等女学校が統合、新制高校・天理高等学校(男女共学)となる。
・1964年 - 農業科定時制課程廃止。
・2008年 - 天理中学校・天理高等学校創立百周年記念式典が挙行される。
・2009年 - 天理教青年会歌を校歌に制定する。

野球

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・ 門田博光
・ 外山義明
・ 猪口明宏
・ 鈴木康友
・ 福家雅明
・ 小山昌男
・ 川本和宏
・ 藤本博史
・ 南渕時高
・ 中村良二
・ 山下和輝
・ 藤立次郎
・ 善村一仁
・ 南竜次
・ 谷口功一
・ 吉川勝成
・ 関本賢太郎
・ 長崎伸一
・ 橋本啓
・ 東辰弥
・ 佐藤清
・ 西浦直亨
・ 中村奨吾
・ 姫野優也(中退)
・ 籾山幸徳
・ 太田椋
・ 森浦大輔
・ 達孝太
・ 福永裕基
・ 戸井零士
・ 市原弘道
・ 橋本武徳(元同校監督)

柔道

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・ 野村豊和
・ 野村忠宏
・ 藤猪省太
・ 穴井隆将(同大学監督)
・ 細川伸二
・ 正木嘉美(同大学教授)
・ 中谷弘
・ 橋本昇
・ 光本正輝
・ 村上嘉広
・ 土井健史
・ 笠原大雅
・ 新添左季
・ 中野寛太
・ 植岡虎太郎

ラグビー

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・ 八ッ橋修身
・ 小松節夫(天理大学ラグビー部監督)
・ 渡邉大吾
・ 藤井雄一郎
・ 鷲谷正直
・ 太田洋治
・ 高野彬夫
・ 渡辺義己
・ 笠木陽介
・ 笠木大
・ 永下安武
・ 太田春樹
・ 八役大治
・ 立川誠道
・ 宮本啓希
・ 松本友介
・ 立川直道
・ 森田諒
・ 井上大介
・ 島直良
・ 立川理道
・ 田村玲一
・ 藤原丈宏
・ 竹内健人
・ 田中大治郎
・ 塚本健太
・ 春山悠太
・ 小林亮太
・ 田川明洋
・ 堀大志
・ 松本悠介
・ 光井勇人
・ 庄司壽之
・ 田淵慎理
・ 松本仁志
・ 森川稔之
・ 森田澄
・ 田中章司
・ 藤原恵太
・ 山口知貴
・ 井関信介
・ 王子拓也
・ 西川和眞
・ 水野健
・ 島根一磨
・ 中野剛通
・ 木下皓太
・ 山川力優
・ 服部航大
・ 福山竜斗
・ 佐藤康
・ 山村勝悟
・ 中山律希

その他スポーツ

・ 清王洋好造(相撲)
・ 元渕幸(飛込競技)
・ 水越潤(サッカー)
・ 森本さかえ(ホッケー。同校監督)
・ 田中健太
・ 砂間敬太(競泳)
・ 難波実夢(競泳)

政治家

・ 大久保貴
・ 中山泰
・ 吉川政重
・ 曽根健孝

経済

・ 左右田稔(東建コーポレーション創業者・社長兼会長)

学術・文化

・ 平通武男(画家)
・ 中山正善(天理教2代真柱)
・ 村上和雄(分子生物学者、名誉教授)
・ 木村祥朗(ゲームクリエイター)

芸能・マスコミ

・ 古賀誠一(オスカープロモーション創業者)
・ 辻豊人(アナウンサー)
・ 妹尾和夫(ラジオパーソナリティ)
・ 平原まこと(サックスプレーヤー)
・ 久松真一 (脚本家)
・ 川畑真一(音楽プロデューサー)
・ 久保田哲史(演出家)
・ 岸本尚実(アナウンサー)
・ 榎森耕助(芸人)
・ 辻本美博(サックス・クラリネット奏者)
・ 瀬村奈月(アナウンサー)
・ 田中哲也(レーシングドライバー)

野球部不祥事


1980年10月、秋季県大会優勝後に1年生部員に対する長期のいじめが発覚して1年の対外試合禁止となり、当時の監督が辞任した。禁止処分中に部員の喫煙が発覚し、さらに半年の処分延長となった。1990年5月、春季奈良県大会決勝直前に部内暴力事件が発覚し当時の監督が辞任した。1995年夏にも野球部寮内での集団飲酒が発覚している。1998年4月には部内での暴力事件が起こり奈良県春季大会、1999年5月には部員の暴力事件により同じく春季大会への出場を辞退している。2011年にも部内での暴力事件が発覚し、第93回全国高等学校野球選手権奈良大会を辞退している。2011年の事例では3年生部員が2年生部員を殴り、右頬骨折や耳の鼓膜が破れる重傷を負わせている。

暴力事件以外にも、2009年には2年生部員が強制わいせつ容疑で逮捕されている。

関連学校


・ 天理大学
・ 天理中学校
・ 天理教校学園高等学校(2023年閉校)
・ 天理小学校
・ 天理幼稚園
・ 修徳中学校・高等学校

外部リンク



天理高等学校ラグビー部
天理スポーツ 硬式野球・軟式野球・ホッケー・ラグビーなどの部活の試合速報・試合結果
・ 天理高等学校

Navboxes
title:部活動実績

出典の明記:2016年12月
特筆性:2016年12月 分野:組織

'''天理高等学校吹奏楽部'''(てんりこうとうがっこうすいそうがくぶ)は、天理高等学校に属する吹奏楽クラブである。1936年創部。戦前より全国大会に出場している古豪であり、戦後の1956年に第4回全日本吹奏楽コンクールとして再開すると全国大会に出場して1位となり、常連校として現在も出場している。

全日本吹奏楽コンクールで優勝8回、金賞制度になって以降は金賞22回。また、全日本高等学校吹奏楽大会in横浜で連盟会長賞6回(うち総合グランプリ1回,準優勝2回)。全日本高等学校選抜吹奏楽大会でゴールデン賞4回(うちグランプリ1回)を受賞している。

歴史


・ 1936年:旧制天理中学内に創部。
・ 1940年:「全関西吹奏楽団連盟愛国吹奏楽大会」(後の関西吹奏楽コンクール)の第1回大会が開催され参加。結果は5位。
・ 1942年:第3回大日本吹奏楽大会(後の全日本吹奏楽コンクール)初出場(第3位)。翌年以降は戦局の悪化により大会は中止となる。
・ 1951年:関西吹奏楽コンクールが再開され出場し優勝。
・ 1956年:全国大会が第4回全日本吹奏楽コンクールとして再開され出場し初優勝。
・ 1958年:全日本吹奏楽コンクール3連覇達成。
・ 1965年:アメリカで77回続くローズパレード(Tournament of Roses Parade)に海外から初参加。
・ 1966年:2度目の全日本吹奏楽コンクール3連覇達成。
・ 1970年:大阪万博オープニングパレードに参加。全日本吹奏楽コンクール金賞受賞
・ 1978年:天理高等学校吹奏楽部創立40周年記念演奏会(大阪フェスティバルホール)。全日本吹奏楽コンクールで天理中学校吹奏楽部も金賞を受賞し、初のアベック金賞。
・ 1981年:全日本吹奏楽コンクール5年連続金賞受賞。
・ 1982年:天理楽朋会(同校OB会)創立40周年記念演奏会(名古屋市民会館)。
・ 1986年:創部50周年記念特別演奏会(毎日ホール)。
・ 1989年:ローズパレード(Tournament of Roses Parade)に2度目の参加。
・ 1991年:創部55周年記念特別演奏会(奈良県文化会館)。作曲家アルフレッド・リードが来演。
・ 1992年:天理楽朋会創立50周年記念演奏会(昭和女子大学人見記念講堂)。
・ 1994年:全日本吹奏楽コンクール3年連続金賞受賞。
・ 1996年:創部60周年記念特別演奏会(ザ・シンフォニーホール)。Euph奏者の外囿祥一郎が来演。
・ 2000年:創部65周年記念特別演奏会(ザ・シンフォニーホール)。Sax奏者の平原まこと、ピアノ奏者の松本峰明が来演。
・ 2001年:全日本高等学校吹奏楽大会in横浜参加。
・ 2002年:天理楽朋会創立60周年記念演奏会(京都コンサートホール)
・ 2003年:全日本高等学校選抜吹奏楽大会ゴールデン賞・審査員特別賞受賞。
・ 2004年:全日本吹奏楽コンクール3年連続金賞受賞。
・ 2005年:創部70周年記念演奏会(ザ・シンフォニーホール)TP奏者の西村浩二、Dr奏者の丹寧臣が来演。
・ 2008年:全日本高等学校吹奏楽大会in横浜総合グランプリ受賞。
・ 2012年:天理楽朋会創立70周年記念演奏会(橿原文化会館)。作曲家の宮川彬良、Sax奏者の平原まことが来演。
・ 2018年:県内中学校との合同演奏会にて、Sax奏者の平原まこと、ピアノ奏者の中藤敦子が来演。

指揮者


・ 初代:矢野清(1938年 - 1973年)
・ 2代目:谷口眞(1966年 - 1978年)
・ 3代目:新子菊雄(1979年 - 2006年)
・ 4代目:吉田秀〜(2006年 - )

名演奏


・ 同校は戦後コンクールが再開されて以降、常に全国大会に出場してきた常連校であり、名演奏と謳われる演奏も再開された初期から多く演奏している(初代指揮者・矢野清の「フィンランディア」(1951年)、歌劇「イル・トロヴァトーレ」(1953年)、「ルーマニア民族舞曲」(1956年)、「フランス組曲(ミヨー)」(1960年)、「サンタ・フェ物語」(1964年)

・ 2代指揮者・谷口眞の「吹奏楽のための交響曲より第4楽章」(1970年)、「メキシコの祭り」(1972年)、「2つの交響的断章」(1977年)など)。

・ 3代指揮者の新子菊雄はとりわけ多くの名演奏を残しており、「ハムレットへの音楽より」(1979年)、課題曲「オーバー・ザ・ギャラクシー」(1980年)、「オセロより〜〜〜」(1981年)、「フェスティヴァル・ヴァリエーション」(1984年)、課題曲「波の見える風景」・「セント・アンソニー・ヴァリエーション」(1985年)、「バレエ音楽ロメオとジュリエットより」(1987年)、「ディオニソスの祭り」(1988年)、「雲のコラージュ」(1994年)といった名演奏を残している。中でも1985年の「セント・アンソニー・ヴァリエーション」は作曲者ウィリアム・ヒルの承諾を得て大きく改編したものが同校の演奏で一気に有名になり、現在では「セント・アンソニー・ヴァリエーション」といえばこの天理バージョンを指すことが多い。

・ 吹奏楽の演奏を多く手がけている株式会社ブレーンが、吹奏楽コンクールで生まれた伝説的名演を各部門五団体厳選して団体ごとにCDに纏めた「吹奏楽の伝説レジェンダリー」シリーズを製作した際、高校編第1弾として同校が選ばれた。その際収録されたのは「吹奏楽のための交響曲より第4楽章」、「二つの交響的断章」、「ハムレットへの音楽より」、「ストーンヘンジ交響曲より」(1980年)、「オセロより〜〜〜」、「変容:断章」(1984年)、「フェスティヴァル・ヴァリエーション」、「波の見える風景(真島俊夫)」、「セント・アンソニー・ヴァリエーション」、「吹奏楽のための「深層の祭」(1988年)、「ディオニソスの祭」の11曲。また2020年には「吹奏楽の伝説レジェンダリー」で選ばれていない名演を纏めた「レジェンダリー・リターンズ 全日本吹奏楽コンクール名演集」が制作販売されたが、同校からは「バレエ音楽ロメオとジュリエットより」「雲のコラージュ」が選ばれている。

コンクール成績


以下に各コンクールでの成績を2018年4月時点まで列記する。なお1953年にはこれらコンクール大会とは別に関西吹奏楽コンクールに特別出演している。

関西吹奏楽コンクール

・ 1940〜1942年1977年までは審査は順位制だった。
  優勝:23回
  2位:1回
  3位:1回
  5位:1回 
  関西特別演奏:1回1967年の1回。1959年も前年が三年連続1位受賞で特別演奏だったが演奏の出場は辞退し表彰のみ受ける。
  審査対象外:1回1941年は浪華商業学校(現在の大阪体育大学浪商中学校・高等学校と合同団体を編成し審査対象外として参加。
・ 1978年以降
  金賞:28回
  銀賞:3回
  関西特別演奏:4回1982年、1995年、2005年、2011年の4回。

全日本吹奏楽コンクール

・ 1940年〜1942年1969年までは審査は順位制。
  優勝:8回
  2位:1回
  3位:1回
  全国招待演奏:1回1959年も前年が三年連続1位受賞で招待演奏だったが関西大会同様演奏の出場は辞退し表彰のみ受ける。
・ 1970年以降この年から審査制度が順位制から参加団体を金銀銅の3賞を振り分ける制度に替わった。
  金賞:22回
  銀賞:3回
  銅賞:1回
  全国招待演奏:1回5年連続の金賞受賞により1982年に招待演奏。
  制度による不参加1995年は前年まで3連連続金賞受賞、2005年と2011年は前年まで3連連続全国大会出場による。但し支部大会の招待演奏や、1995年は栃木、2011年は京都で行われた国民文化祭には出場している。

全日本高等学校吹奏楽大会in横浜

・ 連盟会長賞:13回(総合グランプリ:1回、グランプリ:9回)

全日本高等学校選抜吹奏楽大会

・ ゴールデン賞:7回(グランプリ:1回)

エピソード


・ 同校にはサリュソフォーンという珍しい楽器が現役で使われている。昭和63年の「ディオニソスの祭」を始め平成14年の「スペイン狂詩曲」などでもコンクールで使用されていた。
・ スポーツ応援などでよく聞かれる「天理ファンファーレ」は1959年の選抜高校野球から同校が使用しているが、その基となった曲に関しては曲名、作曲者名がそれぞれ「マキシンクッキー」「バウルス」と伝わるのみで正式な曲名も作曲者も判明していなかった。しかし、2016年11月3日にNHK-FMで放送された「今日は一日吹奏楽三昧リターンズ」の企画で調査が行われた結果、Culver City High Schoolのバンド・ディレクターのリチャード・ボウルズ(Richard Bowles)作曲「マクシンカッキ―序曲(Maxinkuckee Overture)」と判明し、同放送で同校自身の演奏による原曲が放送された。楽譜リンク初代指揮者 矢野清の編曲によりファンファーレが作られ、同校では「ファンファーレ」と呼ぶが、他校では「天理ファンファーレ」のほか「ヒット」「得点」などとも呼ばれる。
・ 同じく野球の応援曲として定番の「ワッショイ」(石崎一夫作曲)も、同校野球部の応援で使用され日本中に広まった 。石崎は同高OBでのちの奈良教育大学音楽科名誉教授(2019年2月24日没)。甲子園の常連校でありながら応援団がなかったことがきっかけで天理中学校吹奏楽部顧問時代の1972年に制作・発表された。

主な出身者


・ 梶本(島村)國彦:元東京交響楽団 トランペット奏者
・ 原田元吉:元NHK交響楽団 チューバ奏者、ヤマハ吹奏楽団浜松 初代指揮者
・ 中澤忠雄:元読売日本交響楽団 チューバ奏者、神奈川県立野庭高等学校(現神奈川県立横浜南陵高等学校)吹奏楽部 元指揮者
・ 鴨井次郎:元東京交響楽団 トランペット奏者
・ 石崎一夫:元奈良教育大学名誉教授。野球部応援曲「ワッショイ」の作曲者。
・ 平原まこと:マルチサックス奏者。歌手・平原愛花、平原綾香の父
・ 浅田 享:浜松交響吹奏楽団 音楽監督・常任指揮者
・西浦弥彦:キール州立歌劇場 (ドイツ) オーボエ奏者
・ 川畑真一:音楽プロデューサー、音楽講師
・ 堀内吉昌:大阪フィルハーモニー交響楽団 ティンパニー奏者
・ 金星 眞:オーケストラ・アンサンブル金沢 ホルン奏者

参考


・ Cite book和書
author:フジテレビトリビア普及委員会 (編集)
year:2003
title:トリビアの泉~へぇの本~(1)
publisher:講談社
isbn:978-4063527025

・ Cite book和書
author:富樫鉄火、石本和富、播堂力也
year:2007
title:一音入魂! 全日本吹奏楽コンクール名曲・名演50
publisher:河出書房新社
isbn:978-4-309-26977-1

・ Cite book和書
author:富樫鉄火、播堂力也、石本和富
year:2008
title:一音入魂! 全日本吹奏楽コンクール名曲・名演50 Part2
publisher:河出書房新社
isbn:978-4-309-27043-2

全日本吹奏楽連盟ホームページ
Musica Bella(コンクール関係のデータの出典元)

外部リンク


・ www.tenrihsband.jp


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